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何千万人もの方々が犠牲になった戦争・・・

日本人も300万人以上が亡くなられました。
そうした、たくさんの「血」の上に制定された平和憲法を、日本人は喜びをもって受け入れました。「もう戦争をしなくていい!」と・・・
最近になって、父の遺品の中から数枚のメモを発見しました。
戦争については寡黙な父でしたが、「二度と戦争があってはなりません」と記されており、戦争に対する素直な父の気持ちが溢れていました。
そんな父ですから、やはり平和憲法を「ホッ」とした気持ちで受け入れたに違いありません。
「父の遺品がこれからの日本・世界の平和に役立てば」そんな思いでこのサイトを制作することにしました。
父の記録を、できるだけ客観的にご覧いただくために、極力「主観を押さえたサイト」にするつもりです。
私も含めて「戦争を知らない世代」が大多数を占める現在。
戦時下におかれた一人の若者が戦地での友人の死を間近に経験し、後年「青春をうばった戦争」と語ったその一言を重く受け止めていただければ幸いです。
岩瀬よしのり
父の略歴

- 大正12年7月8日 愛知県幡豆郡豊坂村(現幸田町)生まれる。
- 昭和13年3月 豊坂村尋常小学校を卒業
- 昭和17年3月 名古屋市立那古実業学校商業科を卒業
- 昭和17年4月 三菱航空機製作所 名古屋大江工場に勤務。
- 昭和18年8月 同製作所から兵役につく。(この時、ちょうど20歳ということになる)
- 昭和21年6月 上海より復員
- 昭和22年3月 食品販売店を開店 売店名「駅西」
- 昭和40年10月 同店を閉店
- 昭和40年11月 名古屋市民政局職員に採用
- 昭和60年4月 退職